お呪い(まじない)をうまく使おう>縁起熊手を買って開運を掴み取ろう
11月の酉の日(隔年で2回か3回)浅草千束の長國寺と
鷲神社隣り合わせで市を開いている。
お酉さんから買い求めた大きな熊手を担ぎお酉さん詣でを済ませた人達が、
高く掲げて持って帰る人たちに逢う。
深夜0時から24時間開催しているので、好きな時に行けるから嬉しい。
熊手は毎年買う人が決まった店で値切って買うが、
売り手側は、求めたい物より小さめの熊手を進める。
その駆け引きがたまらなく相手の気持ちをくすぐる。
実際は相手(買い手)の買い求めている熊手は承知の上でじらしながらも、
欲しい大きさの熊手が決まると、すかさず威勢の良い掛け声とともに
三・三・七拍子で家族安泰と商売繁盛を願って手締めを打ち、
隣の店からも応援の拍子が届く。
値切った分だけはご祝儀としておいて来るのが、
江戸の粋だとされ粋なはからいとして下町っ子は行う様だ。
本締めを大勢の人達に祝って貰った縁起の良い熊手で店や家で飾る
商売繁盛・家内安全には大事なものだ。
縁起熊手の始まりは、運を鷲づかみすると言われるように、
鷲の4本ツメのうち3本を熊手の手に、1本を柄とした3本ツメの熊手が
後に5本ツメになり、「運をかっこむ」熊手守りになったと言われる。
大きな熊手を買って、大きな運を鷲づかみにしたいものだ。
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