お呪い(まじない)をうまく使おう>うまい儲け話などには気を付ける
本当に儲かる話など人に教える人はいない。
博打に誘われたら儲けたと得意になるがそれが、向うさんの思う壺で
嵌ってしまったようなものだ。
勝たせておいて勝つと面白いから誘われるのを待つ、
それが誰でもが損をする始めで凝ってくると、
早く誘いが来ないかと心待ちに待って居るものだ。
商売でも仕事でも利益が上がるまでは、修業を重ねて
相手を知り空気を読み、暑さ寒さの気候を重ね合わせて
ようやく一人前の、収入を得るまでには何年かの歳月が過ぎて行くものだ。
現在では寿司職人・床屋の職人・洋服屋・タイルの職人でもそうだが、
総てと言う位の職人全部が、年期を入れて修業した職業では、
生活できない。
昔は仕事を教えて頂くと言う観念から一年の礼奉公までしたものである。
時代が違うのは分からないでも無いが、時間も無制限お客様が
居なくなった時が終業で、遅くまで仕事をやったから
給料に加算するなんぞ、無かったが感謝して働かせて頂いたものだ。
だからうっかり儲け話に耳を傾ける余裕すらない、
そんな者たちだから用心してインチキ儲け話には決して載らないのだ。
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